とにかく壁にぶつかりたかった。〜そんな彼が見据える景色とは〜 とにかく壁にぶつかりたかった。〜そんな彼が見据える景色とは〜

松崎貴之(マツザキ タカユキ)
イベント事業部 法人営業

1991年生まれ。大阪府立大学経済学部卒。大学4年の時に大学を休学してJICAボランティアとして南米のコロンビアに2年間常駐し現地の子供に野球の技術指導と教育指導を行う。帰国後某就活イベントで出会ったリアステージ(現HR team)に入社し法人営業で新規開拓、イベント立ち上げに参画。就活イベント【ジョブチャレ】の運営、就活生支援、企業の採用支援を注力的に行いイベント事業部が3年間で売上、参加企業数が10倍に。趣味はサウナとゴルフ。


——コロンビアで野球を通した組織教育をしていたということで、なぜコロンビアだったのか、どうして、組織教育を学びたいと思ったのか教えてください。

正直に言うと「コロンビアに行きたい」「組織教育を学びたい」とは1mmも思ってませんでした(笑)
というのも、自分自身小1から5年間ラグビーをしていて、小6〜高3で野球、中学3年間は超スパルタ塾にいかされていたので、高校も進学高に入り、スポーツと勉強でめちゃめちゃハードな学生生活を送ってました。

そこから、大学受験に失敗し浪人して大阪にある大学に入ったんですけど、新歓でアメフト部から何度も誘われて入部しましたが、色々理由があって半年で辞めたんです。辞めてからは適度に大学行って居酒屋中心にバイトをして毎日遊んで、みたいなTHE大学生みたいな生活を送っていて楽しかったんですけど、就活のタイミングで自己分析して過去の自分振り返った時にアメフトを辞めた大学時代の2年間が空っぽでした。何かに熱中したり努力したり仲間と切磋琢磨したり挫折したり、成長した経験がなくて、その時にアメフト部を辞めたことを物凄く後悔しました。

確かに、いわゆる「THE大学生」みたいな生活ですね(笑)

ただ、後悔したまま卒業・就職するのは嫌だなと強烈に思い、ゼミの先生に「何か自分を崖に突き落として這い上がってくるみたいな経験出来るとこありませんかね?」みたいな感じで聞いたら「青年海外協力隊っていうのがあるらしいよ」って教えてもらったんです。

そこからすぐに説明会に参加し、野球をアフリカで教えてる人の動画をみて、自分の中で刺さるものがあり、行く決意したって感じですね。青年海外協力隊は、応募条件が「自分が今まで経験したこと」でした。僕が提供できるコンテンツは野球しか無く、野球で応募したら当時選べる国がエクアドル・ペルー・ボリビア・コロンビア・グアテマラとかしかなくて最終選考の結果と同時に「君はコロンビアで野球の指導と教育の浸透するプロジェクトに決まりました。5ヶ月後出国になるので準備始めてください」みたいな感じでした(笑)



そんな背景があったんですね。自ら、崖を目掛けて…。

——当時1番印象深いエピソードはなんですか?

コロンビアの人って家族と友達とお酒と音楽とダンスさえあればハッピーみたいな文化なんですけど、国をあげてスポーツも応援するんですね。特に熱狂的なのはサッカーなんですけど、ある日、W杯の予選がある日に外歩いたら街の人ほぼ全員コロンビア代表のユニフォーム着て歩いてて、試合が夕方開始やからって会社とか3時半に全員終わってサッカー観戦してたのを見た時に文化の違いを感じましたね(笑)

——帰国後、FBGとの出会いは?また、いろんな選択肢がある中でなぜFBGを選んだのか理由を教えてください。

知ったきっかけはイベントです。大阪の梅田で就活イベントがあって確か「ベンチャー企業の社長に営業してみよう」みたいなコンセプトで面白そうだなと思って、行ってみたら社長と人事部長と女性人事の3名がイベントに参加していて、そこでFBGの存在を知りました。
FBGを選んだ理由はいくつかありますが、一番大きかったのは社長です。
行動指針もめちゃめちゃ共感できたし、最終選考で「やるかやらないかは松崎次第だけど、うちに入ってしっかりやれば成長と報酬は必ず担保する」て言われて「行きます!」と心に決めました。

——入社後すぐに自社サービスのセールスとして社長賞や新規事業の立ち上げなど、いろんな場面で活躍していると思います。その成果を出せている理由を教えてください。

法人営業なんて何も知らない1年目から社長、役員人の方々直下のサービスや事業部の配属だったので、僕はその人たちに必死に食らいついてただけっていう感覚です。アメフトを辞めて後悔したっていう話をしたんですけど、僕はその時に「しんどいことから逃げること」が将来の自分に返ってくることを体験したので、ただひたすら継続し続けること、逃げないこと、やり切ることを意識してます。
あとは現在自分が関わっているイベント事業に関しては、自分がやっていることがお客様に喜んでもらえるサービスだという自信があるので「こんなベンチャー企業の成果が出る確約もないイベントに期待して契約してくださるお客様のためになんとか成果で返したい」っていう気持ちが大きかったです。

——過去の留学経験から今も仕事に活きている価値観はありますか?

海外生活中の出来事というよりは、自分で初めてした大きな決断だったのでそれをやりきってあまり普通じゃ経験できないことを経験できてたので、自分の決断や選んだ道に自信がもてるようになったことですかね。「決断力」って仕事でも必要だと思うんですけど、決断して失敗して失敗して成功してっていう決断する場面をどれくらい自分が作るかだと思うので、そういう考え方を持てた事が大きいです。だからこそ現に今自分が選んだフルベットグループでも自信を持ってこの会社選んで良かったと思えてると思いますね。

——今後の目標、チャレンジしたいことを教えてください。

とにかくまずは今期の個人と事業部の目標達成を必ずする事です。フルベットチャレンジもしていて、今までにない額の目標ですが、これをやり切ればビジネスマンとしても人としても大きくなれると確信しています。今年はここしか考えてないです。これを達成したあと、見える景色が変わってると思うのでその時にまた考えます(笑)