谷元亜沙子(タニモトアサコ)
新卒紹介事業部 キャリアアドバイザー
1994年生まれ。宮崎県出身。大学時代は学生団体のリーダーとして企画を主催。地方創生の一環として新規事業の立上げを経験。1年休学しZOZOグループのECサイトのコンサルを行う会社で1年間長期インターンに従事。復学後は複数のアルバイトを掛け持ちし週6〜7日勤務の生活を送る。大学卒業後Full Bet Groupに入社し、新卒紹介事業部キャリアアドバイザーに従事。2020年7月Group人事部を兼任しリファラル採用を立ち上げる。2022年2月から産休・育休を取得し、2023年4月に時短で復帰。趣味は1人カラオケと洋画鑑賞。
———何よりも大切なのものは「将来ビジョン」
本日はお時間いただきありがとうございます!まずはFBGに入社した理由を教えてください!
当時宮崎からあてもなく東京に来て、シェアハウスに住みながら手探りで就活をしていました。大学3年生の時、周りの友達がとりあえず就活をしている姿に違和感を感じ、1年休学してWEB広告の会社で長期インターンをしてみたのですが、結局やりたいことはわからないまま復学することになり、とりあえず適当に就活していました。そんな時に友達にFull Bet Groupが運営する就活サービスであるジョブコミットを紹介してもらったのが弊社を知ったきっかけです。その時、今の直属の上司である上原に将来ビジョンについて考える重要性を教えてもらい衝撃を受けました。そして自分のビジョンを叶えるための圧倒的成長環境があり、何よりかっこいい人達しかいなかったので、この人たちみたいになりたい!と思ったのが決め手になり、1社目で内定をもらって即決で入社を決意しました。
———自分が守りたいものを、自分の力で守れるように
なるほど!奇跡の連続ですね!!
それでは谷元さんの入社当時のビジョンを教えてください!
当時も今も変わらないのですが、将来は経済的・社会的に自立し、自分の力で守りたい人を守れる女性になりたいというのが私のビジョンです。私の母は、女手一つで私たち三姉妹を育ててくれました。若い時に私を産んだので、もしかしたら他にやりたいこともあったかもしれませんが、ずっと同じ会社で事務として勤務しています。私も次女も大学まで通わせてくれて、それぞれ好きなことをさせてくれました。だからこそ私は将来、母に恩返しをしたいと思っています。会社や夫など他人に依存せずに、経済的・社会的に自立し、自分が守りたいものを、自分の力で守れるような選択肢の多い人になりたいと考えました。そのために結婚出産する前の24歳〜28歳くらいの短い期間は、圧倒的にスピード感持って成長できる環境に身を置き、短い時間でもいいから戻ってきて欲しいと言われるような、社会から必要とされる人材になることを目標にしていました。
———前例のない産休育休をつくっていくこと
将来ビジョンに近づいていく中で、結婚、妊娠というライフイベントがあったんですね!
はい。実は妊娠が発覚した当初、会社に報告するのがとても恐かったです。それまで営業として売上で貢献して行くことが私の存在意義だと信じて突き進んできたので、今まで通り仕事に全振りできなくなること、第一線から離れることで、自分の価値がなくなるのではないかと不安だったからです。しかし実際報告した時、社長や上司、同期みんなとても喜んでくれて、驚きと同時に安心しましたし、改めてこの会社を選んで本当に良かったと感謝の気持ちでいっぱいでした。その時に、妊娠出産がキャリアの妨げになるのでは、と圧力をかけていたのは、他の誰でもない、自分自身だったことに気がつきました。自分の人生を丸ごと受け入れて前向きに考えることができるようになったのは、会社の先輩方のおかげです。あとは産休育休を取得するために必要な法的手続きの書類について調べるのもとっても大変でした。幸い同じタイミングで産休を控えている事務の先輩社員の方がいたので、その方を含めたくさんの先輩社員の方々に助けてもらい手続きを完了させることができました。
———会社から必要とされる喜び
たくさんの手続きを経て、産休育休に入られたと思います。
子育てと両立してでも復帰しようと思われたきっかけはありますか?
そもそも復帰しないという選択肢は無かったのですが、子どもが生まれてみたら思った以上に可愛くて、当初の予定通り1年で復帰するのではなく、あと半年育休を伸ばそうかなと考えたことはありました。ただ頑張っている同期や、違う部門の責任者である夫から、会社がどんどん成長している話を常に聞いていたので、関われなくて寂しい思いはありました。復帰の時期が近くなった時、執行役員の方々から直々に復帰の際に来てほしいポジションについてオファーを頂き、直接必要とされていることや、営業ママとして時短で復帰し、未来のために新しいキャリアを創っていってほしいというお話を頂きました。もちろん前例のないことだったので不安はありましたが、改めて将来ビジョンに立ち返ったときに、自分のため、家族のため、会社や仲間のために挑戦しようと思い、復帰を決意しました。
———復帰されてからの会社の印象や雰囲気はどうでしたか?
産休育休に入る前も、全員が高い目標に向かって本気でやろうとしている雰囲気はありましたが、戻ってきて一層パワーアップした気がします。ちょうど新卒がたくさん入ってきて人数も増えたり、事業が増えたり、新しい取り組みがあったりして、挑戦する文化が隅々まで浸透している感じがしました。特に若手の社員が全員の前で自分の挑戦を宣言していて、自分も頑張らないとな、と思わされました。
また復帰した際に、いろんな方からおかえりなさい!と迎えてもらって、とても嬉しかったです。会社全体の場でも社長が直接嬉しい言葉をかけてくださったり、事業部でも私のことを知らない後輩たちのために発信する場を設けてくださったりして、改めていい会社だな…と感動しました。こういう、成果主義の中でも、誰も見捨てないワンチームの文化が大好きです。
———女性社員にとってのロールモデルに
復帰されてからの会社はどうですか?今現在のビジョンもあわせて教えてください!
就活時と変わらず、仕事と家庭を両立して自立したかっこいい女性になりたいです。また自分自身が新しい挑戦をしていくことで、他の女性社員にとってのロールモデルになれたら嬉しいです。ロールモデルは1つじゃありません。社員の数だけ、選択肢やキャリアの叶え方があります。まず私自身が体現していくことで、大好きなFull Bet Groupの後輩たちが、働きながら、何も諦めることなく、自分の望むキャリアをつくりあげていけるような、そんな未来を叶えるきっかけになれたらいいなと思います。
今谷元さんは間違いなくFBGの女性社員の中で、ロールモデルです。
今後より一層、女性にとっての働きやすさが増すことを祈っています!