新規事業立ち上げの難しさとやりがいとは〜自分を信じ続けること〜 新規事業立ち上げの難しさとやりがいとは〜自分を信じ続けること〜

大村昂太朗(オオムラ コウタロウ)
プロシェアリング事業部
1997年生まれ。富山県出身。小中高は富山で育ち、大学進学をきっかけに上京。高校までは野球部に所属、大学入学後はイベント運営、スペイン留学・ベトナムで新規サービスを立ち上げ、帰国後は営業インターンとして埼玉エリアのMGを務める。大学卒業後、株式会社リアステージ(現HR team)に入社し、新卒紹介事業部で半年間キャリアアドバイザーに従事し、新人賞を受賞。1年目の夏以降は社内で新たなサービスの立ち上げをきっかけに当時の事業を離れる。立ち上げ1期目の冬に当時責任者の上司が異動したため、引き継ぐ形で責任者に着任。既存事業を育てながら、自身の成功体験をもとに全ての大学生にビジネスで可能性を広げるサービス、『ブーストキャリア』を立ち上げる。年商1億まで事業を育てたのちに4年目のタイミングにて、2事業を手放し、新たにM&Aした事業の責任者に着任。2023年1月からプロシェアリング事業の責任者に就任、ベストチャレンジャー賞・社長賞受賞。

———本日はお時間いただきありがとうございます!入社4年目で2事業の立ち上げに携わってきたということですが大村さんはどのような学生時代を過ごされたのですか?
好奇心旺盛な性格だったので『やる』と決めたことは全部やってました。小中高は兄の姿を真似して野球に取り組み、また、両親が教師で勉学に対しても熱心であったため、文武両道を大事にしていました。部活、学級委員、生徒会、学校行事運営などこの頃から多面的に物事に取り組むことが得意であったかもしれません。笑重ねて負けず嫌いだったので勉強にせよ部活動にせよ勝つことに拘ってそのために必要な努力は惜しみませんでした。
高校時代は朝の7:30には学校に行って朝練をして、授業が終わるごとに食事(1日5-7回の食事),昼休みには1人でグラウンドに出てトレーニングをし、放課後の練習に向かっていました。そして家に帰ってからは21:00~1:00までひたすら勉強するというのを約2年間続けていました。結果として、部活動では5年ぶりにベスト8に進出することができ、勉学では目指していた国公立大学に合格することが出来ました。大学時代は学生のうちにしかできないことをやり切ろうと決めていたので、留学や長期インターンなどやれることはやり切りました。留学先でも団体を作ったり、長期インターンでもエリアの新規開拓を行ったり、新しいことを生み出すことがすごく好きだったなと思ってます。総じて経験を後押してくれた両親に感謝してます。

———学生時代にも様々な経験をされ、輝かしい経歴の大村さんですが、就職活動はどのように進めていらしたのでしょうか。
入り口の段階ですでに無形業界には絞っていました。過去の経験から自分が周囲に与える影響にモチベーションを感じていたからです。自分にしか出せないバリューを追求できるのは無形業界(中でもコンサルや、人材)であろうという当時の自分なりの解釈のもと絞ったわけです。ただ、規模感は決めておらず、学生時代同様多面的に挑戦できる環境を探しておりました。最終的に人材最大手の会社と弊社の2択に絞ったわけですが、迷った末にFBGに決めました。決めては大きく2つ。1つ目は、社長含め経営陣、社員の方々が目指している世界観にすごく共感できたということです。子会社であるリアステージ(現HR team)は人材業界を大きく変える会社として業界1位を目指していました。先進国の中でも日本は働くことに関しての満足度が低い国なんです。その考え方を変えていきたいというのを当時の役員の方がおっしゃっていてその考え方にとても共感しました。教師である両親の仕事の大変さを身近で見ていたりして、働くことの大変さというものを感じていたのでそういった世の中を自分の手で変えたいと思っていましたし、また、本気で業界1番を目指すことで変えていける社会構造があると強く感じました。2つ目は、面談を通していろいろな会社で働く社員さんを間近で見ていく中でリアステージ(現HR team)の社員がどこの会社の社員よりも輝いていたということです。1つ目に重なりますが業界構造を変えるのであれば、まず誰よりも目指す自分たちが働くに対して挑戦者であり続けなければいけないと感じていました。そのような中FBGの社員は自分たちの仕事にすごく自信をもっていて、世の中に与える影響に誇りを持っている。学生ながらそう感じました。この会社でこのような社員と共に目指していきたい世界観へと走っていけば、世の中にたくさんの影響を与えることが出来るのではないかと思い、志望しました。

———多くの思いを持って入社された大村さんですが、4年間で2事業の立ち上げをする中で、事業創造の裏側にはどんな苦労と楽しさがありましたか?
まずリアルな話をすると、事業を生み出すのは楽しいこと1割、苦しいこと9割かもしれません。何もないところから何かを作ることはすごくパワーのいることで、少しうまくいきそうな兆しが見えたかと思えばまたすぐ課題が生まれます。当然ながら手を差し伸べてくれる人、教えてくれる人もいないわけで、自分の身一つで奮起していかなければいけません。なので、本質的に一番大変というか大事なのは、やり方がないとか、教えてくれる人がいないとかそういう話ではなく、どんな状況でもめげずに、自分を信じ、挑戦し続けられる姿勢かもしれません。その点でいうと僕はすごく人に恵まれました。社内で言うと挑戦を後押ししてくれる社長含め、幹部の方や先輩、同期、後輩に救われる機会が多くありました。そして、社外では名もないサービスを信じてくださるお客様がいらっしゃいました。楽しさでいうと、極端な表現ですが、こういった人の温かさを感じられることですね。もちろん数字として売り上げが上がったり、達成したりありますが、自分の作ったサービスで喜んでくださるお客様がいて、仲間がいてその笑顔が見れることがすごく楽しいですし、何よりのモチベーションになります。

———人に恵まれるのは、大村さんご自身の人柄あってですね!いま事業部長をされているプロシェアリング事業部(プロの副業)について、概要と今後の展望を教えてください。
各職種の専門家であるプロのフリーランス・副業ワーカーさんと企業を業務委託としてマッチングするサービスを運営しております。労働人口が減っている日本ですが、日本の世の中にはまだまだ注目されるべき素晴らしいサービスをもつ中小企業がたくさんあります。しかも日本の経済は99.7%の中小企業様から成り立っております。そんな企業様をプロ人材の方々の力をお借りして、底上げすることで日本そのものを元気にするのが僕たちのサービスです。目指すはもちろん業界一番。まだまだ走り出したサービスではありますが、取り組んでいく中で、フリーランス浸透度の高い欧米諸国に比べ国内の市場の課題も見えてきたため、この構造を変えていくことから初めていきます。
———時代の変化と共に、常に新しいサービスの立ち上げに携わり、会社のトップを走り続けている大村さんは、今後どんな人と一緒に働いていきたいですか?
当たり前のことを当たり前にでき、めげずにチャレンジし続けられる人です。事業を作っている期間が長い僕だからこそ感じるのですが、会社の制度や、教育体制、お客様、先輩がついてくださること、何をとっても当たり前のことなどビジネスにおいてはないと思っています。だからこそ、提供者である自分たちは人として捲れずに、何事にも真摯に向き合い、感謝し、また挑戦を繰り返していかなければいけないと思っています。その積み重ねこそがfor youであり、社会を変える大事な姿勢であると思います。成長したい人こそ、大事にしてほしい考えですし、そんな人と一緒に社会を元気にしていきたいです! 

———FullBetGroupの最前線で、「社会を超元気にする」ために走り続ける大村さんに、今後もご注目ください!

*おまけ*
インタビュー中、あまりカメラを意識しないでくださいとお願いしたのに、しっかりキメてくださるお茶目な大村さんでした!笑